6月3日、ラファエル・ナダル（スペイン）が34歳の誕生日を迎えた。これを記念してTennis TVがYouTubeで、ナダルの各シーズン毎のベストショットをまとめた動画を公開している。
ナダルは2003年からツアーレベルに定着。つまり今年が18年目となる。動画では各シーズンでのベストショット計18本がまとめられている。
ベストショットは、広いコートカバーリング力を生かしたもの、そしてどんなに追い込まれても諦めずに打ったナダルらしい一打が中心に選ばれている。
特に2006年のものは必見だ。相手のドロップショットで前に動かされ、すぐさまロブで後ろに追いやられるというのを2往復させられているにも関わらず、最後はナダルがポイントを奪っている。
2009年は、ノバク・ジョコビッチ（セルビア）との対戦でのもの。計39本、1分近くかかった超ロングラリーで、ナダルはジョコビッチに左右に振られるものの、逆転の一打でポイントを奪った際には、ジョコビッチも膝から崩れ落ち、うなだれていた。
34歳になっても世界2位とトップレベルで活躍し続けるナダル。長くプレーし、世界中のテニスファンを魅了してくれることが期待される。
（テニスデイリー編集部）
※写真は「全豪オープン」でのナダル
(Photo by TPN/Getty Images)
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