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フェデラー、ナダル、ジョコビッチを一つの大会で破った唯一の男

2007年「ATP1000 マドリード」でのナルバンディアン

10年以上男子テニス界を引っ張ってきたロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のBIG3。現時点でそのBIG3を一つの大会で全員撃破したのは、元世界3位のダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)しかいない。そのナルバンディアンが制した2007年の「ATP1000 マドリード」を、ATP(男子プロテニス協会)が特集している。

当時の同大会はクレーコートではなく、ハードコートで行われていた。


当時ナルバンディアンは25歳で世界25位。フェデラーが世界1位、ナダルが世界2位、ジョコビッチが世界3位と文字通りトップ3だった。


ナルバンディアンは準々決勝でナダルと対決。一度もピンチを迎えることなく、6-1、6-2で完勝した。この時ナルバンディアンは「今日はすべてが上手くいった」と語ったという。


準決勝ではジョコビッチと対戦。同年の「ATP1000 モントリオール」では2-6、3-6と完敗だったが、今回は6-4、7-6(4)と競り勝ってみせた。


ジョコビッチは「時々、悪いプレーをすることがあるけど、彼は調子が良かったんだ。彼は、今週、ラファや多くの良いプレーヤーに勝っていたから、明らかにコート上では自信を持っていた」と語っていた。ナルバンディアンにとってはこの勝利がキャリアで唯一のジョコビッチからの勝利となっている(通算1勝4敗)。


そして迎えた決勝。ナルバンディアンはこの時点でフェデラーに5連敗中だった。第1セットを簡単に落としてしまったものの、好調であることを自信に奮起。最終的に1-6、6-3、6-3で逆転勝利し、初のマスターズ1000のタイトルを獲得している。


見事優勝を飾ったナルバンディアンは「優勝するためには、信じられないほどのプレーをしなければならないと思っていたし、すべてが上手くいったよ。ここで多くの良いプレーヤーたちに勝てたことは、僕にとって大きな後押しになった」とコメント。


敗れたフェデラーは「ナダルとジョコビッチを連続で破った時は、これまで以上に良い気分で決勝に臨めると思う。今日は彼を止めることができなくて残念だ」と語っていたという。


ナルバンディアンはその後、同年の「ATP1000 パリ」でも優勝。2005年のツアー最終戦を含む合計11個のタイトルを獲得し、2013年に引退している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2007年「ATP1000 マドリード」でのナルバンディアン
(Photo by Victor Fraile/Corbis via Getty Images)

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