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錦織圭について、いま改めて知っておきたい5つのこと。ATPが特集

2014年「全米オープン」での錦織圭

ATP(男子プロテニス協会)は現地11日、公式サイトで錦織圭(日本/日清食品)を特集。「錦織圭について知っておきたい5つのこと」として、これまでの錦織の活躍を大きく5点にまとめて紹介している。

現在30歳の錦織は、2007年のプロ転向後ツアー通算12個のタイトルを獲得。グランドスラムの最高成績は2014年「全米オープン」での準優勝だ。また、年間の上位8選手のみが出場権を与えられるツアー最終戦には、4度出場している。ATPは今回の特集で、錦織を「ジャパニーズ・スター」と評している。


ATPが錦織について知っておきたいこととして紹介したのは、下記の5つ。


1)14歳で日本を離れ、アメリカへ。
2)2008年、18歳でツアー初優勝。
3)2014年「全米オープン」準優勝で歴史をつくる。
4)世界ランキング自己最高4位、「プロジェクト45」は始まりに過ぎなかった。
5)オープン化以降、最も最終セットに強い選手に。


それぞれについて、簡単にではあるが紹介してゆきたい。


1)14歳で日本を離れ、アメリカへ。


島根県出身の錦織。天才少年と言われていた彼は、盛田正明テニスファンドの強化選手に選ばれ、2003年・14歳になる年にフロリダのIMGアカデミーにテニス留学した。


ATP公式サイトによると、錦織は当時について「2004年に(フロリダ州)ブラデントンに引っ越してきたときは、英語が一言も話せなくてもホームシックにはなりませんでした。自分のテニスを上達させるのに忙しかったですから」と話している。


2)2008年、18歳でツアー初優勝。


そして2007年にプロに転向した錦織は、ツアー大会本戦デビューから約7か月後の「ATP250 デルレイビーチ」で悲願のツアー初優勝を果たした。直前に出場したテキサス州ダラスの下部大会では、予選敗退だった錦織。デルレイビーチでは、予選から実に8試合を勝利しての優勝だった。


当時はまだ世界244位だった錦織。当時世界62位だったサム・クエリー(アメリカ)との準決勝は、相手のマッチポイントを4度もしのいで逆転勝ち。決勝では当時世界12位の地元勢ジェームズ・ブレイク(アメリカ)を、準決勝に続いてまたもフルセット逆転で破った。錦織の持つ、この時の18歳1ヶ月19日でのツアー優勝という記録は、当時ラファエル・ナダル(スペイン)が持っていた2000年以降の最年少記録を抜き、2020年4月現在も更新されていない。


3)2014年「全米オープン」準優勝で歴史をつくる。


そんな錦織が、これまでのキャリアで最も偉大な成績を挙げたものの一つが2014年「全米オープン」の準優勝だろう。準決勝では、当時も世界ランキング1位だったノバク・ジョコビッチ(セルビア)を撃破。


これにより錦織は、アジア人男子選手としては初めてのグランドスラムシングルス決勝進出を果たした。


4)世界ランキング自己最高4位、「プロジェクト45」は始まりに過ぎなかった。


かつて松岡修造さんが1992年7月6日に記録した、世界ランキング46位という当時の日本人男子最高位。それを超えるために掲げられた目標「プロジェクト45」を、錦織は達成しただけでなく、日本テニス界に新たな基準を打ち立てる活躍を続けている。


錦織は上記の「全米オープン」準優勝後、2014年11月3日付けで世界トップ5となった。さらに、2015年3月2日には現時点でのキャリア最高位である4位に躍り出た。そして、直近では2019年8月12日に世界5位を記録。


5)オープン化以降、最も最終セットに強い選手に。


しばしば話題にはなっているが、錦織の強さを語る上で挙げられるものの一つが最終セットでの強さだ。ATP Performance Zoneによれば、錦織は最終セットについてオープン化以降最高の勝率約74.2%(132勝46敗)を誇っている。


◆新型コロナウイルスが終息後、ツアー再開となってからの錦織の復活にも期待。


現時点(2020年4月12日)では、少なくとも7月12日まで中断することが決まっているテニスツアー。右肘の手術からツアー復帰を目指す錦織は今シーズンはまだ1試合もしていないが、ここ数日フロリダからSNS等のライブ配信に挑戦するなど普段とは違ったかたちでファンを楽しませている。


今後ツアーが再開となった後は、また錦織が素晴らしいプレーを見せてくれることが期待される。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2014年「全米オープン」での錦織圭
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

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