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快進撃のジョコビッチ、フェデラーのあの記録を破れるか?

写真は「ATP500ドバイ」でのジョコビッチ

2020年シーズンも2ヶ月が過ぎ、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は18勝0敗という素晴らしいスタートを切った。同時にジョコビッチのトップ10に対する戦績は現在7勝0敗だ。これまでにこのような成績で3月を迎えた選手は一人もいない(2016年にもジョコビッチは同時期にトップ10選手に対して5勝0敗という好成績を残している)。

ヨーロッパのクレーコートシーズンが来たら、その中のどこかでラファエル・ナダル(スペイン)と対戦することになるだろうから不可能かも知れないが、ジョコビッチが2004年にロジャー・フェデラー(スイス)が作ったトップ10プレーヤーに対し、18勝0敗という記録を破る可能性はあるだろうか? 


今年これまでにジョコビッチが破ったトップ10選手は、今年からスタートした「ATPカップ」でセルビア・チームの一員として戦った時のガエル・モンフィス(フランス)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)、そしてナダル、8回目の優勝を遂げた「全豪オープン」でのフェデラーとドミニク・ティーム(オーストリア)、5回目の優勝となった「ATP500 ドバイ」でのモンフィスとステファノス・チチパス(ギリシャ)だ。


ジョコビッチは、「今の好成績を、この瞬間を、精一杯楽しもうとしているんだ」とドバイで語った。「今年の好調なスタートは、僕のキャリアの中でもベストに近いと思う。コートに出るのが楽しいし、一番得意なハードコートですごくいいテニスができているんだ」


「いいプレーができて、体調もいいことがとてもありがたいと思っている。このところ連続で勝てていて、このまま勝ち続けることが目標だ。まだ、あとどのぐらい続くとか予想したり、計算したりするのは早すぎる。そういうことは考えないようにしてるよ」


ジョコビッチの持つ対トップ10連勝記録は、2015年から2016年にかけての17勝だが、フェデラーは2003年から2005年にかけて対トップ10で24連勝という記録を持っており、それがテニス界に残っている最長記録だ(記録があるのは1980年以降)。


一方、先週の「ATP500 アカプルコ」で優勝し17年連続でツアー優勝を遂げたナダルは、2012年から2013年にかけてと、その後再び2013年に2回、トップ10選手に対して13連勝をあげている。両方の記録の間には1敗しかしていないので26勝1敗という記録だが、その1敗は2013年「ATP1000 モンテカルロ」の決勝でジョコビッチに敗れた1敗で、連勝記録が半分になったのだった。


2000年以前では、20年前の1980年3月3日に初めて世界1位になったジョン・マッケンロー(アメリカ)が、1984年に対トップ10連続16勝の記録を作った。その年マッケンローは82勝3敗という輝かしい成績を残し、この勝率(96.5%)はATP史上最高年間勝率である。


対トップ10プレーヤー連続勝利とは別に、ジョコビッチが狙っているのはフェデラーの持つ310週ランキング1位の記録を破ることだ。現在彼は280週ランキング1位で、2位のピート・サンプラス(アメリカ)の286週まであとわずか6週に迫っている。


※写真は「ATP500ドバイ」でのジョコビッチ
(Photo by Tom Dulat/Getty Images)





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翻訳ニュース/ATPTour.com


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