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卑怯?それとも立派な戦術?物議を醸したアンダーサーブのまとめ動画が公開

「ATP1000 モントリオール」でのキリオス

テニスの試合において物議を醸すアンダーサーブ。2019年シーズンは、特にニック・キリオス(オーストラリア)が多用したことで何度も話題となった。その2019年シーズンのATPツアーで使われたアンダーサーブの映像を一挙にまとめた動画が、TennisTVの公式Youtubeで公開されている。

サーブは頭上にトスを上げ、ラケットを振り下ろして打つのが基本。しかしアンダーサーブはトスを上げずにノーモーションで打てるため、相手が想定するタイミングより早く打つことができ、意表を突くことができる。


立派な戦術として評価されることもある一方、初心者のような打ち方であることや、相手がリターンに集中しきる前に打ててしまうことから、「相手への敬意に欠ける」「スポーツマンシップに反する」などと批判されることもあるサーブでもあるため、実際に公式戦で使用する選手は少ない。


そのため今回公開されたアンダーサーブの多くはキリオスのものとなっている。しかし、使っているのはキリオスだけではない。アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)も実は何度か使用。他にもマートン・フチョビッチ(ハンガリー)やロビン・ハッサ(オランダ)も2019年シーズンに打ったことがあった。


ちなみに錦織圭(日本/日清食品)も、公式戦ではなくエキシビションマッチで観客を楽しませることを目的に今年打つ場面があった。


まとめられた動画を見ると、アンダーサーブといっても少しずつ異なっていることが分かる。これからトスをすると見せかけるように手でボールをバウンドさせてから打つもの、構えることすらなしに不意を突いて打つもの、サイドスピンをかけて打つものなどがある。


また観客の反応も時と場合によるようだ。プロの試合ではめったに見られないものを見れて歓声が上がる時もある一方、大会が行われている国の地元選手に対してや、世界中に多くのファンがいるラファエル・ナダル(スペイン)に打った時はブーイングが巻き起こっていた。


2019年シーズンでは、レアながらも何度も見られたアンダーサーブ。2020年シーズンはどのくらい使用されるのか気になるところだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 モントリオール」でのキリオス
(Photo by Minas Panagiotakis/Getty Images)

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