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ティームが自身で選ぶベストマッチは、あの2日がかり、4時間超の死闘

「全仏オープン」でのティーム

WOWOWの週刊テニスNAVIにて、「選手に聞いた!今シーズンのベストマッチ!」の特集が放送。今シーズン躍進した世界4位のドミニク・ティーム(オーストリア)は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と繰り広げた死闘を選んだ。

「もちろん"全仏オープン"での準決勝を選ぶよ。対ジョコビッチだった。テニス界最大のレジェンドの一人にグランドスラムで勝つというのは素晴らしいことだね」


この試合は、天候不良のため2日がかり、そして4時間13分にも及ぶ死闘となった。1日目から強風が吹き、両者ともにベストなプレーが出来ず苦戦。それでもティームがジョコビッチに対して優位に立ち、6-2、3-6、3-1とした時点で翌日に順延となった。


その翌日、第3セットを奪いあとセット1つとするが、ティームは痛恨のダブルフォルトもあり第4セットを落としてフルセットにもつれ込む。


そして勝負が決まる第5セット。ティームはゲームカウント5-3のサービング・フォー・ザ・マッチでマッチポイントを握るも、4ポイント連続で落とすという精神的に苦しい状況に陥る。それでも最後はティームがブレークに成功し、6-2、3-6、7-5、5-7、7-5で2年連続の決勝進出を果たした。


「風上でサービング・フォー・マッチだったのだから、落としたのはキツかった。マッチポイントでは受け身になりすぎていた。大きかったのは5-5からのサービスゲームだ。風下だったが、いいプレーでキープできて、また気合いが入った。次は風上からのリターンゲームだったので、チャンスがあると思えた」とティームは当時語っている。


また、この試合のジョコビッチのネットでのポイント獲得率は71本中35本と50%を切る悪い結果だった。ただこれはティームの作戦勝ちの面もある。


「こんな風の中でボレーネットプレーをうまくやってのけるのはキツイはずだ。特に風下のときは。だから僕は、(相手をネットに出させるために)球脚が短く、あまり弾まないスライスを打っていった。これはいい作戦だった」と、強風という悪いコンディションの中でも、それを味方につけた策を講じることができたことを明かしている。


ティームにとって2019年は飛躍の年に。この「全仏オープン」で2年連続の準優勝を果たした他、初のマスターズ1000タイトルとなった「ATP1000 インディアンウェルズ」を含め、自己最多となる5度の優勝。そしてツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」で初めてグループリーグを突破すると、準優勝した。


2020年はより自身初のグランドスラム制覇が期待される年。BIG3の牙城を崩せるか注目だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」でのティーム
(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)

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