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【まるごと記者会見】マレー「ATP500 北京」2回戦後「ポイントを短くする」

写真は「全豪オープン」でのマレー

今年1月の「全豪オープン」後に股関節の再手術を受け、シングルス完全復帰を目指している元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。「ATP500北京」(中国・北京/9月28日~10月6日/ハードコート)2回戦でキャメロン・ノリー(イギリス)に7-6(8-5)、6-7(4-7)、6-1でフルセットの末、見事勝利した。試合後の記者会見で以下のように話した。

Q: 今日の試合第2セットの終わりの疲れ具合から見て、第3セットで素晴らしいプレーに切り替えられたことに正直驚きました、実際どうだったのでしょうか?


「テニスのいいところは戦略や作戦を変更できる所だよね。第2セットの最後の方から第3セット全般を通して言えることはポイントを常に短くしようと試していた。ネットにも積極的に出た。気持ち的にはラリーの本数は相当減ったと思うよ」


「第3セットではラリーの後に息苦しさとかは感じなかった。でも、第2セットの時は3か4ゲームくらい長いラリーが続いていると感じたし、さらに彼がそれらのラリーを支配しているとも感じた。彼は非常に体力があり、ポイント間も短い。とにかく第2セットは体力的にはしんどさを感じた」


「だから、第3セットはポイントを短くするという意識が働いたのはよかったよ。第2セットの途中までは体力的勝負だったけど、それを変えられた」


Q: この2日間で厳しい戦いが2回続きました。現在、体力的にはいかがでしょうか?


「疲れたよ。ここ来る前も寝ていたよ。だから、本当に疲れている。復帰してから少し寝るというのははじめてかな。昨日も少し話したけど、とにかく全てに馴れることが必要かな。特に、この様な高い次元でのプレーをしている時はね」


「いいステップアップができたと思っている。試合にも勝てたし。勝ち負け関係なく、翌日には競争心を持ってテニスが出来ているし、いいテニスができているよ。でも、明日は休みだからとにかくリカバリーに専念できるのがうれしいよ」


Q:厳しい勝負にまた勝てました。ここでの試合はとにかく緊迫した状況が続きました。これらの2試合はあなたにとってどの様な意味がある試合ですか?また、この様な緊迫した高い次元での戦いを安定して戦うことに関して、あなたにとってどれくらい重要ですか? 


「昨日と今日の試合は随分内容が違うよね。昨日の試合は体力的にはきつくなかった。7-6、7-6だったけど、ラリーやポイントが長く感じられなかった。今日はその逆だった。マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)もビッグサーバーだけど、彼のサーブゲームの時にいくつかの短いポイントがあった。でも、今日はどのゲームであっても長く感じるプレーが多かった。今日の試合の方が僕にとっては、体力的にはきつかった」


「でも今はとにかく色々な試合をこなす必要があると思う。とにかく、毎日いろんな試合をしたい。色々な人たちと対戦して、様々なゲームの展開で緊迫したポイント、セットなどをやることだよね。シーズン終わりに向かって今、一番必要なことだと思う」


Q: 先週の珠海の大会、また今回の北京大会で色々困難を乗り越えなければならなかったと思いますが、予定の変更など検討することはあるのでしょうか?


「出る大会という意味ですか?」


Q: はい。 


「アントワープ大会の後に一度、チームと話し合おうとは思っている。その時に今からそれまで何がしたいのかをよく検討するけど、11月にはデビスカップもあるからね。今年は出ないけど、厳しいよね。6-7カ月休んだというよりは1年くらいはリハビリしていたからね」


「休みは必要だと思うし、充電もしたい。家族と過ごしたいから、考えていかないとね。今はとにかくアントワープまでは戦いを続けて、デビスカップに選ばれるとうれしいな」


Q: 第3セットはとにかく高次元でのテニスでした。第2セットのタイブレークに負けた後に精神面でどういう切り替えをしたのですか?どう気持ちを切り替えたのかを教えてください。


「試合に勝つには、ポイントを短くする必要があると思っただけでそれを試みただけだね。最初のサーブは良かったのと、彼が最初のスタートが悪かったよね。僕が彼のサーブをブレークした時はね。そこからリードできたからリラックスもしていたし、より積極的にポイントを取りにいけたよ。それが良かったのかな」


「後、僕はこの試合に勝とうと思った時、リスクも背負わないといけないと思った。ネットに出たり、より短いポイントを狙ったりしなきゃと思って、それが実践できた。特に最後はそれが上手くいったよ」

Q: 準々決勝ではドミニク・ティーム(オーストリア)またはZhizhen Zhang(中国)との対戦になります。Zhangはカイル・エドマンド(イギリス)を破っている選手です。彼の試合は見ましたか?感想があれば教えてください。


「Zhizhen Zhangとは深センで昨年戦っているよ。1回戦でね。第3セットの3-1か4-1の時に彼が棄権したんだよ。痙攣を起こしてね。あの時はとにかく湿度が高かった。結構長い試合だったと思うよ。あの時の彼は良かったよ。セッピに勝てなかったのは不運だと思う。第3セットのタイブレークで6-2だったのにね。4つか5つのマッチポイントを握りながらセッピが信じられないプレーを連続して生き抜いた」


「エドマンドとの試合は見てない。たしか、その日、僕も試合をしていたと思う。だから見ていないと思う。彼はいい選手だよ。大きいし、サーブもいいし、得意のショットを常に出そうとする。もっとランク的に上にいてもおかしくはない。ランクよりはずっといいプレーができる選手だよ。この数週間でそれが実感できたんじゃないかな」


Q: ちょっと一般的な質問です。あなたはどう思うかわかりませんが、ここ数年男子テニスを見ているとサーブをリターンする選手が随分ベースラインから後ろへ下がった位置にいると思います。ティーム、ナダル、ズべレフ、メドベージェフなどです。よって、セカンドサーブを返す時により多くのスピンショットを打っていると思います。より前でセカンドサーブを強く返す選手が減っていると思うのですが、あなたみたいな凄いリターンができる選手として、よりセカンドサーブを積極的に攻めろみたいなメッセージを出そうとは思わないですか?


「僕の問題だと思うけど、基本的にはセカンドサーブをとにかくベースライン内側に立って返すことだけだよね。今までずっとそうしている。僕の得意なところでもある。もちろん、色々選択肢があるのもいい。でも、僕はそういうことを練習したり、もっとやろうということはしていない」


「今は多くの選手が色々試しているよね。多分、僕はリターンする時、非常に短くてコンパクトなスイングをしていると思う。だからベースラインの内側に立てると思う。大きくは振らないからね」


「あなたが例にあげた選手達ですが、バックハンドはそれほど大きなスイングはしていないと思う。でも、彼らは目立たないかもしれないけど、後ろ側でより高い打点で返球している。だから相手をより後ろに下げようとしていると思う。それから彼らは本当に狙ったショットを打ちにくる。でも、僕はリターンの時はベースラインにいるからね」


「ベースラインの内側でリターンをすることのメリットは、いいリターンを打った時は時間を稼げる。でも、悪いリターンをした時は非常にまずい状況になる。だから、よりいいリターンを打つことに集中するんだ。より後ろでリターンを打つ時、いいリターンを打たなきゃいけないというプレッシャーは減る。少しだけ時間もあるから大きなスイングのショットだったり、次により積極的なショットを打つ為の準備ができる。やり方が違うけど、例をあげた選手を見れば、みんな結構それで成功しているよね。僕は今まで通りのやり方でやりたい」


Q: 3年前にあなたは初めてここでタイトルを獲りました。また、準々決勝に進みました。この大会について、雰囲気、選手達に対する扱いなど感想をお聞かせください。


「ここのコンディションは好きだね。それは大事だよね。大会が進めば、より多くの観客が見に来てくれる。ここ数日間、もう少し期待していたけどね。祝日とかもあったからかな。ちょっと観客の入りが少なく感じたかな。でも、ここでもアジアでプレーするのは好きだよ。とにかく温かく迎え入れてもらっていると感じる。大会もきちんとしているし、素晴らしいホテルにも泊まれる」


「選手としての不満は一切無いよ。文句を言っている訳じゃないけど、観客がもっと多いとうれしい。ま、大会が進めばそうなるとは思うけどね」


Q: 先週、アレックス・デミノー(オーストラリア)が珠海で多くのプレゼントをもらったことを教えてもらいました。貰った帽子のビデオを見せてくれました。そのビデオを見たかはわかりませんが、あなたは何か印象が残るプレゼントとかありますか? 


「どんなプレゼントもらったか?例えば、先日、魚の化石をもらったかな。化石だよね?多分、すごく古いんだ。どれくらい前のかは分からない。昨日か月曜の練習の後だったかな?有難いよね。あんなの今までもらったことがない。ちなみにデミノーのビデオは見たよ。理由はよく分からないけど、ヨーロッパでは基本的にプレゼントとかもらえないんだよ。アジア側は家に持って帰れるものをもらえる時があるよね」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのマレー
(Photo by Recep Sakar/Anadolu Agency/Getty Images)

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