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マレーを支えたロペスの凄まじい1週間。37歳にして単複優勝の快挙

「ATP500 ロンドン」でのロペス

先週の男子テニスは、元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が「ATP500 ロンドン」で約5ヵ月ぶりにまずはダブルスで復帰し、さらに復活優勝を飾ったことが話題をさらった。しかし、そのマレーの相方を務めたフェリシアーノ・ロペス(スペイン)にとっても、凄まじく、そして素晴らしい1週間だった。37歳にしてATP500の大会でシングルス・ダブルスの2冠を達成したからだ。

そもそもロペスは先週時点でのシングルスランキングは113位で、ワイルドカード(主催者推薦枠)での出場だった。にもかかわらず、シングルスで勝ち上がり、ダブルスでマレーを支えた。


特に最後の3日間は凄まじいものだった。金曜日には2試合(シングルス準々決勝、ダブルス準々決勝)、土曜日には3試合(シングルス準決勝、途中で順延となっていたダブルス準々決勝、ダブルス準決勝)、そして日曜日には2試合(シングルス決勝、ダブルス決勝)を戦った。そしてその全てで勝利をつかんだのだ。


BBCによると相方のマレーは「彼は本当に素晴らしいです。言葉がありません。シングルスで見事な優勝を飾り、その試合が終わった後でさえ、ダブルスで素晴らしいリターンとサーブを見せてくれたのだから」と称賛と感謝の言葉を贈っている。


ATP(男子プロテニス協会)によると、ロペスも「これは人生で一回しか起きないようなこと。信じられないよ」と喜びを語っている。


ロペスはこの優勝により、シングルスランキングを113位から53位へ大きく上昇させた。


イギリスの大会でマレーの復帰戦の相方を務めるという大きなプレッシャーの中で戦いきり、シングルスとダブルスで優勝を果たしたロペスにとって、キャリアのなかでも最高ともいえる1週間になった。


【ロペスの「ATP500ロンドン」男子シングルスでの戦績】
〇1回戦 対マートン・フクソービッチ(ハンガリー) 6(4)‐7、6‐3、6‐4
〇2回戦 対フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 試合前棄権
〇準々決勝 対ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 4‐6、6‐4、7‐6(5)
〇準決勝 対フェリックス・オジェ アリアシム 6(3)‐7、6‐3、6‐4
〇決勝 対ジル・シモン(フランス) 6‐2、6(4)‐7、7‐6(2)


【ロペスの「ATP500ロンドン」男子ダブルス(マレーとのペア)での戦績】
〇1回戦 対フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア) 7‐6(5)、6‐3
〇準々決勝 対ダニエル・エバンズ(イギリス)/Ken Skupski(イギリス)  6-4、7-6(3)
〇準決勝 対ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア) 7‐5、6(5)‐7、10‐7
〇決勝 対ラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス) 7‐6(6)、5‐7、10‐5


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ロンドン」でのロペス
(Photo by Alex Morton/Getty Images)

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