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フォニーニ「夢が叶ったようなものだよ」。32歳での初のトップ10入りは実質最高齢での記録に

「全仏オープン」でのフォニーニ

6月10日付けの世界ランキングで32歳にして初のトップ10入りを果たしたファビオ・フォニーニ(イタリア)。そのフォニーニをATP(男子プロテニス協会)が特集している。

フォニーニは現在までに獲得している9タイトルのうち、8つがクレーコートでのものという、クレー巧者。しかし今シーズンは、得意のクレーコートで4大会連続初戦敗退を喫していた。


しかし苦境のなか挑んだ「ATP1000 モンテカルロ」で、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)やラファエル・ナダル(スペイン)らを破り、マスターズ1000初優勝を果たす。クレーで行われるマスターズ1000の3大会や「全仏オープン」では、ベスト4以上進出は2013年のモンテカルロのみと、これまで上位進出は阻まれてきたが、チャンスを見事ものにした。


この優勝により、世界ランキングも18位から12位に上昇。その後「ATP1000 マドリード」と「ATP1000 ローマ」でベスト16、「全仏オープン」も2年連続のベスト16となり、上位がポイントロストしたこともあり、初の10位を記録した。


ATPによると、イタリア人がトップ10入りするのは3人目だという。さらに32歳で初のトップ10入りは、史上3番目の高齢となる。


ただ、フォニーニより高齢で記録した当時38歳のケン・ローズウォール(オーストラリア)と当時35歳のロッド・レーバー(オーストラリア)の記録は、ランキング制度がちょうど生まれた1973年8月23日付けのもののため、実質的にはフォニーニが最高齢ともいえる。


フォニーニは初のトップ10入りについて「夢が叶ったようなものだよ」「今はとてもハッピーだし、家族、妻、息子、いつも側に居てくれた人々に感謝したい」とコメントしている。


選手寿命が延び、37歳のロジャー・フェデラー(スイス)を筆頭に、30代になってもトップレベルで活躍できる可能性が広がってきたテニス界。今後も大器晩成型の選手が現れるかもしれない。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」でのフォニーニ
(Photo by Clive Mason/Getty Images)

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