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サーブはイン?アウト?大事なマッチポイントの判定が物議を醸す。

「ATP1000 マドリード」のクレーコート

テニスツアーの多くの試合では、ボールがインかアウトかを機械が自動判定するシステムが導入されている。基本的には審判の目によって判定は行われるが、選手はそれに異議がある場合は、この自動ライン判定システムで判定しなおす「チャレンジ」が認められている。

しかし、クレーコートの試合ではボールの跡がコート上に残るため、自動ライン判定システムによるチャレンジは導入されていない。ボールが際どい時は、都度審判がコート上でボールの跡を確認するに留まる。それゆえ、判定が物議を醸すことが多々ある。


今回物議を醸したのは、「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)男子シングルス1回戦。マートン・フクソービッチ(ハンガリー)がニコラス・バシラシビリ(ジョージア)に1‐6、6(2)‐7で敗れた試合のマッチポイントでの場面だ。


バシラシビリの放ったセカンドサーブを線審は「フォルト!」とコール。しかし主審がボールの跡を確認し、サーブはインだったとしてポイントのやり直しとなった。これに対してフクソービッチは猛抗議したが認められず、次のポイントで敗れた。


納得がいかないフクソービッチはコートを去る前に、問題となったサーブの跡を撮影し、写真を自身のInstagramストーリーズにアップ。「私は投稿したいとは思わなかったが、たくさんのリクエストをもらったのでこれを投稿している。もしこのボールがアウトならダブルフォルトとなり、私にはまだチャンスがあったが、主審は判定を覆した」とコメントしている。


このInstagramストーリーズの投稿では、ユーザーがボールがインかアウトか投票できる設定になっており、アウトだと思うユーザーの方が多かったが、インだと思うユーザーもいた。


また、世界22位のデニス・シャポバロフ(カナダ)も自身のTwitterで「クレーコートでホークアイ(自動ライン判定システムの一つ)を導入する必要がある」とこのことについてコメントしている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 マドリード」のクレーコート
(photo by Leonardo Prieto/Action Plus via Getty Images)

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