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メンタル面でも強さ見せるフォニーニ。今季苦境を乗り越えトップ10入りもなるか【編集部が選ぶ先週の活躍選手】

「ATP1000 モンテカルロ」でのフォニーニ

「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)で、ファビオ・フォニーニ(イタリア)は自身初のマスターズ1000優勝を飾った。今シーズンは出場したクレーコート4大会の全てで初戦敗退と、結果を残せずにいたフォニーニ。その不調を吹き飛ばす快進撃となった。

フォニーニは、今回の優勝で通算獲得タイトル数を9に伸ばしたが、そのうち8つはクレーでのタイトル。しかし、クレーで行われるマスターズ1000の3大会や「全仏オープン」では、ベスト4以上進出は2013年のモンテカルロのみと、これまで上位進出は阻まれてきた。


自身初のマスターズ1000優勝への道のりは厳しいものだった。3回戦では世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と、準決勝では同大会で12度目の優勝を狙っていたラファエル・ナダル(スペイン)と対戦。優勝候補の一角でもあったズベレフ、そしてクレーキングのナダルにストレートで勝利する強さを見せた。


このほか、初戦と準々決勝では先制を許す厳しい展開も、しっかりと勝ち切った。


そして迎えた決勝では、初戦から1セットも落とさずに勝ち上がってきたドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と相まみえた。この試合、第2セットでは痛みから右足にテーピングをまく場面もあったフォニーニ。しかし、終わってみれば6-3、6-4のストレート勝利だった。


現在31歳のフォニーニは、2016年に元世界6位のフラビア・ペンネッタ(イタリア)と結婚。翌年の2017年には第一子となる男の子が誕生し父親になった。


気性の激しいプレーヤーとして知られ、感情のムラがあるフォニーニ。2017年「全米オープン」では、主審に対し下品な侮辱をしてトーナメントから追放。罰金処分を受けたことも何度かあった。そんなフォニーニだが、今大会決勝でも落ち着いてプレーに集中、メンタル面でも安定した姿を見せた。


なお、最新のランキング更新では、31歳にしてキャリア最高順位となる12位に浮上。勢いに乗るフォニーニの今後の活躍も注目される。


【フォニーニの「ATP1000 モンテカルロ」での戦績】
〇1回戦 対アンドレイ・ルブレフ(ロシア) 4-6、7-5、6-4
〇2回戦 対ジル・シモン(フランス) 不戦勝
〇3回戦 対アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 7-6(6)、6-1
〇準々決勝 対ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 1-6、6-3、6-2
〇準決勝 対ラファエル・ナダル(スペイン) 6-4、6-2
〇決勝 対ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア) 6-3、6-4


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのフォニーニ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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