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フェデラー「完璧なんて存在しない」。一番重要なのは「自分の身体を理解することだ」

「ATP1000 インディアンウェルズ」に出場するフェデラー

2月の「ATP500 ドバイ」で、ツアー通算100タイトルを達成したロジャー・フェデラー(スイス)。グランドスラムでも通算20度の優勝を誇り、世界中で大人気の彼だが「ATP1000 インディアンウェルズ」でのインタビューで「完璧なんて存在しない」と語った。

大会公式サイトによると、「人はスーパースターのアスリートを、いつもスーパーマンにまで押し上げる。まるで僕らが超人であるかのように」とフェデラーは話している。


「それでも実際に僕らに会えば、『彼も普通の人間に過ぎない。たまたまその分野で活躍しているだけだ』と気づく。僕は自分のことをそんなふうに思っていない。完璧なんて存在しない。誰にでも欠点はある。僕にもね。テニス人気を高めることが僕にできて、ファンにとっていい存在になれたら、それは素晴らしいことだ」と、人々が持っているイメージと実際とでは異なることを強調しつつも、テニス界に貢献していることに対し喜びを感じているようだ。


フェデラーは出身であるスイスはもちろん、世界中どこでプレーしても最も観客から声援を受けているといえる選手だ。ツアー通算100タイトルがかかっていた「ATP500 ドバイ」でも、フェデラーが1ポイントを得るごとにまるでブレークに成功したかのような歓声が上がっていた。


こんなにも世界で愛される理由の一つは、その強さをいつまでも維持し続けていることにあるだろう。フェデラーは2001年にツアー初タイトルを獲得して以降、左膝の故障でツアーを離脱した2016年を除く全ての年でタイトルを獲得している。その怪我から復帰した2017年にも、「全豪オープン」と「ウィンブルドン」を含み7つのタイトルを獲得する完全復活を遂げた際も大きな注目を集めた。


1年のうち約11ヵ月間世界中を転戦し続けるテニス選手には怪我がつきものだが、フェデラーはこれまであまり怪我をせずに20年以上活躍を続けている。インタビューではそのことにも触れられており「どんなアスリートにとっても一番重要なのは、自分の身体を理解することだ」と話している。


「怪我を抱えながら何度もプレーできるということもある。病気の時でさえ。それでも、いつアクセルから足を離して一息つくべき時なのかも知っておく。結局のところ、そういう風に自分を教育してくれる賢い人達が身近にいる必要がある。そして、その考えを受け入れなければならない」。


実際、フェデラーは2017年と2018年には4月から6月上旬のクレーコートシーズンは最初から休養にあてたり、グランドスラムやマスターズ1000といった大きな大会に調子を合わせるスケジュールを組んだりしている。


今回の「ATP1000 インディアンウェルズ」も、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と並び過去最多の5度の優勝を誇るフェデラーは、優勝候補の一人であり注目の的だ。今なお輝き続けるフェデラーが今大会も結果を残せるか期待される。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」に出場するフェデラー
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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