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フェデラーが3年ぶりにクレーに復帰する理由。「最後のクレーコートシーズンになるという意味ではない」

スイス・ジュネーブでのフェデラー

3年ぶりにクレーコート大会へ出場することを決めたロジャー・フェデラー(スイス)。そのフェデラーが、現在開催中の「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)で、復帰の理由を語った。

フェデラーは2016年「ATP1000 ローマ」を最後にクレーコート大会には出場せず、2017年と2018年のクレーコートシーズン(4月から6月上旬まで)は休養にあてていた。


しかし、今年は「ATP1000 マドリード」に出場することがすでに決まっており、クレーコートのグランドスラムである「全仏オープン」にも、2015年以来4年ぶりに出場するとみられている。


ATP(男子プロテニス協会)によると、久しぶりにクレーコート大会への出場を決めた理由を「2年間プレーしなかったし、3年前には怪我で『全仏オープン』も欠場した。でも私がまたプレーする気分になったことを、チームは理解したんだと思う。そもそも私はクレーで育ったわけだしね。私の体は、ハードからクレー、そして芝へ行ってまたハードへというサーフェスの変化に対応できるくらいに、今また強くなっていると感じている。以前はそんな風には感じられなかったけどね」とフェデラーは語っている。


フェデラーは今なおトップ10に君臨しているが、現在37歳と年齢はベテランのなかでもとりわけ高い。そのため、引退が近いから最後にクレーコートでプレーするのではという憶測もでているが、フェデラーはそれを否定している。


「ただプレーしたいという、純粋な気持ちからだ。クレーでのプレー次第で、スケジュールはいつでも再調整できる」「これが私の最後のクレーコートシーズンになるという意味ではないし、引退前にもう1度プレーせずにいられなかったというわけでもない。そんなことは考えなかった」。


「体の準備も気持ちの準備も整っていた。家族とのスケジュールもチームとのスケジュールも、もう一度プレーする準備が整っていた。だから『きっと楽しめるぞ。長期間休むよりも、むしろリズムを崩さずにクレーで楽しんだほうがいい』という決断を下した。もちろん、難しい挑戦にはなるだろう。最初はある程度、慎重に踏み出す必要があるが、それはそれで構わない」という。


フェデラーはこれまでクレーコートでは214勝68敗、勝率は75.9%。芝コートの87.1%、ハードコートの83.5%には及ばないが、それでも高い勝率を誇っている。


3年ぶりにクレーコートでプレーすることが決まったフェデラーが、どんなプレーを見せるのか世界中のファンが待ち望んでいる。


(テニスデイリー編集部)


※写真はスイス・ジュネーブでのフェデラー
(Photo by Christopher Lee/Getty Images for The Laver Cup)


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