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フェデラー 超一流の集中力。一斉シャッター音にも「構わないよ」

「全豪オープン」でのフェデラー

男子テニス界のスーパースター、ロジャー・フェデラー(スイス)。世界中のファンから愛され、その注目度の高さから彼の試合には多くのカメラマンが集まる。Tennis World USAによると、しかしフェデラーは一斉に聞こえてくるシャッター音について「ほとんど悩まされてこなかった」という。

例えば、試合中フェデラーがサービスのモーションに入ると、静寂のコートには一斉にシャッター音が鳴り響く。ここ一番という局面やプレッシャーのかかるポイント、大事なサービスで多少なりとも気が散るというようなことはないのだろうか。


フェデラーは「ボールをトスすると、100ぐらいのシャッター音が聞こえてくる。それくらい極端に、あまりにも多くのシャッターが一斉に切られると、僕も気づくよ」「それとか全仏オープンで、後ろのダグアウトみたいなところでシャッター音がすると、すごくよく聞こえることもある」と話した。


しかし、最近プロ20周年を迎えたフェデラーは現時点の全キャリアにおいて、自身のサービスゲーム取得率は88.7%(2019年2月5日時点)。1試合あたりの平均ダブルフォルト数は1.9と、驚異的な数字だ。


フェデラーは先のカメラシャッター音について「気が散るかって?そうでもないよ。やめてくださいって丁寧にお願いしたとしても、彼らが写真を撮るのをやめるわけにはいかないのはわかっている。その2ポイント後にはもうそのことは考えてもいないし、実際もう聞こえないものだ」と言う。


「意識すると聞こえてくる。だけど、そっちに意識を向けなければ聞こえてこない。だからこの数十年、僕は実際にはほとんどシャッター音に悩まされてこなかった。これからもシャッター音があっても構わないよ」


その優れた集中力も、フェデラーの偉大な記録の源なのであろう。彼の素晴らしいプレーをまだまだ見続けていたい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのフェデラー
(Photo by Fred Lee/Getty Images)

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