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ズベレフ兄弟の初対決は弟アレクサンダーに軍配。次戦は錦織との準々決勝[ATP500 ワシントンD.C.]

「ATP500 ワシントンD.C.」でのアレクサンダーとミーシャ

現地時間8月2日。「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./7月30日~8月5日/ハードコート)の3回戦、第1シードで世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第15シードで42位ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)との兄弟対決をストレート勝利で飾った。ズベレフ兄弟がツアー本戦で対戦するのは今回が初めてだったが、ランキングで優る弟が1勝を挙げた。スコアは6-3、7-5、試合時間は1時間51分だった。

勝った弟のアレクサンダーは準々決勝で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)と対戦する予定だ。

アレクサンダーは現在21歳ながら、3位とランキングトップも窺う好位置につけており、若手の中でも随一の注目を集めている。兄のミーシャは30歳でランキングは42位につけている。

今回の試合では、アレクサンダーとミーシャはそれぞれ第1セットの序盤、中盤ではお互いにキープを続ける拮抗した試合展開を繰り広げた。

危なげないキープゲームの連続の後、第8ゲームに試合が動いた。先手を取ったのは4-3とリードしていたアレクサンダーで、ミーシャのアウト、ネットミスなどから2ブレークポイント。すると、続くポイントのセカンドサービスをアレクサンダーが力強く叩き返してリターンエースとし、ブレークを達成した。

続くサービスゲームをアレクサンダーがキープし、6-3で第1セットを手にした。

第2セットでは終盤まで均衡の取れた形で試合は推移。2-2で迎えたミーシャのサービスゲームで、リターンに回ったアレクサンダーが30-40のブレークポイントからラリー戦の中でバックハンドダウンザラインウィナーにしてブレーク。1歩リードするかに見えたが、続くゲームでは逆にアレクサンダーのサービスがブレークされてしまい、スコアはタイを保った。

第2セットの行方を分けたのは、終盤の第11ゲーム。アレクサンダーが、ミーシャのアウトミスなどから30-40のブレークポイントを迎えた。結局、ミーシャのアウトミスからアレクサンダーがブレークを手にし、白星まであと1ゲーム獲得に迫った。

最後はアレクサンダーがサービスを手堅くキープして勝利を確保した。

今回の兄弟対決について、ミーシャは「お互い歩み寄るとき、観衆が声援をかけてくれた。涙ぐみそうになっていたし、『すごく特別で、両親はこの瞬間には何を考えているだろう』と思っていた」と語っており、ATP公式サイトも伝えている。

他方で同様に、アレクサンダーも「世界的に大きな大会で兄弟で対戦してミーシャが言ったように、すごく特別だ。信じられないくらい特別、今回が最後にならずにいつか決勝戦などでも対戦したい」と語った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ワシントンD.C.」でのアレクサンダーとミーシャ
(Photo by Katherine Frey/The Washington Post via Getty Images)

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