
「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、杉田祐一(日本/三菱電機)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と対戦。第3セットは6-3で杉田が取り、6-4、5-7、6-3のフルセットで杉田が勝利し、2回戦進出を決めた。試合時間は2時間14分。
勝利した杉田は、この後に行われるドミニク・ティーム(オーストリア)とミカエル・ユーズニー(ロシア)の勝者と2回戦で対戦する。
第3セットもマルテレルのサービスから。第2セットの途中から調子を上げ、落ち着きを取り戻してきたマルテレルに第1ゲームをラブゲームでキープされてしまい、杉田はチャンスをつかむことができなかった。しかし杉田も第2ゲームをラブゲームでキープし、マルテレルに隙を与えない。
そして第3ゲームで杉田は30-40とブレークポイントを握ると、1本はしのがれたがデュースの末にきわどい角度のショットを決めてブレークに成功、1ブレークアップとした。
第6ゲームでマルテレルにブレークポイントを握られた杉田はここをしのいでデュースに持ち込むが、粘るマルテレルにブレークバックされてしまう。しかし直後の第7ゲームで杉田は再びブレークに成功し、1ブレークアップとした。
第8ゲームをキープして勢いを増してきた杉田は、第9ゲームで15-40とマッチポイントを握った。そしてラリーの末にマルテレルの横を抜くショットを放つと、マルテレルが飛びついてボレーをしたが、それがアウトとなって第3セットを6-3で取り、勝利を決めた。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2回戦進出を果たした杉田祐一
(Photo by Thomas Starke/Getty Images)