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シャポバロフがペールを退け3回戦へ[男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード]

ペール戦でサービスを放とうとするシャポバロフ

デニス・シャポバロフ(カナダ)は8日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月6日~5月13日/クレーコート)男子シングルス2回戦でブノワ・ペール(フランス)を下し、3回戦に進出した。スコアは7-6(5)、4-6、6-4、試合時間は2時間8分だった。

シャポバロフは今、19歳と10代ながらランキングでは43位に入っている、次世代スター候補の一人。ダイナミックなフォームから放つ、サーブ、フォア、そして片手のバックハンドなど多彩なプレーも特徴的だ。

ペールは、フランス出身の選手で、サービスとバックハンド、ドロップショットなど繊細なタッチを生かしたテクニカルなショットを武器にしており、ネットプレーも器用にこなす。他方で強打もすればソフトにも打つなど、プレーのリズムに変化をつける特徴も持つ。

シャポバロフは5ゲーム目にブレークポイントを握られる場面もあった。さらにデュースでも、アドバンテージを握られブレークのピンチ。たびたび訪れたピンチをサービスエースなどで切り抜けて、キープを続けた。

第1セットの行方は結局、タイブレークでの決着を待たねばならなかった。その中でも両選手ともになかなか決定的なリードを許さず、最後まで争う展開。シャポバロフは、5-4とリードしてリターンを迎えると、続くポイントでリターンし切れずいったん5-5のイーブンまで追いつかれた。

しかし、サービスからネットに出ようとしたペールの足元に突き刺さるリターンで、シャポバロフのセットポイント。同選手のセカンドサービスに対して、甘く返ったリターンをバックハンドでウィナーを打ち込み、第1セットをシャポバロフが取得した。

第2セットでも同様に、終盤に入るまで、お互いにサービスキープ。いずれも相手にリードを許さずに試合を運んだ。

その中で、先にブレークしたのはペールだった。4-3とペールのリードで迎えた4ゲーム目に、シャポバロフがダブルフォルトやバックハンドのアウトミスなどからブレークのピンチ。さらに、ブレークポイントでもダブルフォルトしてしまいブレークを献上してしまった。

一方のペールは、続くリターンでシャポバロフにブレークを許したものの、10ゲーム目で再び、反撃。リターンエースや巧みなロブでミスを誘うなど40-30のブレークチャンスを掴んだ。すると、シャポバロフがアウトミスし、第2セットはペールの手に落ちた。

第3セットでは、1、2セットと同様に拮抗して進んだが、2-2で迎えた5ゲーム目に勝敗の分かれ目が訪れた。シャポバロフがペールの短くなった返球をバックハンドで打ち込み、2ブレークポイント。ペールがいったんはデュースに持ち込んだが、ネットミスで再びブレークポイントとなると、再びアウトミス。ブレークを許した。

結局、その後は両選手ともブレークを許さず、シャポバロフの1ブレークアップのリードが決定的なものにし、白星を手にした。同選手は次の3回戦でミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はペール戦でサービスを放とうとするシャポバロフ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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