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2016.03.12 シャラポワがFacebookにファンへのメッセージを掲載「メディアは事実を正確に伝えていない」


 金曜日にマリア・シャラポワ(ロシア)が自身のFacebookにファンへのメッセージを掲載した。彼女は先の月曜日に1月の全豪オープンで禁止薬物となったメルドニウムの陽性反応が出たことを発表していた。

 元ナンバーワン、現在28歳のシャラポワはロサンゼルスで行った記者会見で、今回のミスについては自分に全責任があるとしていた。シャラポワは国際テニス連盟(ITF)から複数年に渡る出場停止処分を受ける可能性があり、今季の出場はもちろん、リオデジャネイロ五輪の出場も難しい状況だ。

 シャラポワは先週の段階で、血流を改善する薬物であるメルドニウムの陽性反応が出たと知らされていた。彼女はこれを複数の健康問題に対処するために、10年間に渡って服用していたのだという。メルドニウムが禁止薬物となったのは今年からのことで、これは酸素の吸収を助け、持久力を向上させる効果が認められたからだ。国際的なスポーツのほかのアスリートたちもすでに数人が摘発されている。シャラポワをはじめとしたすべての選手たちには、12月の段階でWADAから禁止薬物のリストが送付されており、シャラポワはそのリストのチェックを単純に怠ったのだと話していた。

 シャラポワはファンへのメッセージでこう書いている。

ファンの皆様へ

 私は皆様といくつかの情報を共有したいと思います。ここ最近の報道でメディアから誤った情報が流れていて、私はそれに反論することに決めました。皆様の強いご支援を感じていて、私はそれにとても感謝しています。しかし、私は、すべてではありませんが、少数のメディアのいくつかが、現在起きていることを歪め、また誇張して報道し、正確に事実を伝えていないことにも気づいていました。

 とある報道では、私が服用していた薬が禁止される前に、私に5度の警告がなされたとありましたが、これは真実ではありませんし、そんなことは決してありませんでした。

 これは実際に行われた通信の歪曲で、単にウェブサイトに掲載されていただけのことです。

 私は禁止されたことを知らなかった、ということについて言い訳をするつもりはありません。すでにお話しした12月22日に受け取った電子メールは、「2016年度から、テニス・アンチ・ドーピング・プログラムの主要な変更点について」というタイトルで送られてきていて、私はそれにもっと注意を払うべきでした。

 しかし、そのほかの方法、ニュースレターやウェブサイト、直接の手渡しなどでは知らされていませんでした。

 12月18日に私は「プレーヤー・ニュース」というタイトルの電子メールを受信しています。それには移動のための旅行について、今後の大会予定、ランキング、戦績のスタッツ、掲示板的な通知事項、選手たちの誕生日が書かれていて、ドーピングの情報もありました。

 この多くの内容が含まれた電子メール上で、選手が、医療に用いられる特定の事実、禁止薬物が加えられるのを見つけ出すためには、この電子メールを開き、およそ1ダースの無関係なリンクを全部読んだ上で、「プレーヤー・ゾーン」をクリックし、パスワードとユーザー名を入力した上で、3ダースにおよぶ異なる話題をカバーした映像を見て、「テニス・アンチ・ドーピング・プログラムと2016年の情報の変更」というリンクを見つけてクリックし、さらに3ダース先のリンクをクリックする必要がありました。そこまできてやっと、2ページ下までスクロールしてようやく、私が服用していた薬の名前が出てくるという形になっているのです。

 言い換えれば、私がこの「警告」に気づくためには、ドーピングとは無関係のタイトルの部分を開かなければならず、ウェブページに飛び、パスワードとユーザー名を入力し、先に進んではクリック、さらにまたクリックを繰り返して、スクロールを繰り返していかなければならないのです。これを、いくつかのメディアでは「警告」と呼んでいます。私は大部分の人々にとって、これを見つけるのはあまりにも難しいと言えると思っています。

 2016年の初めに禁止が実施されたあと、いろいろな大会で「ウォレットカード」が配られていました。これは何千という文字で書かれた文書で、その多くがテクニカルなもので、小さな文字で書かれたものでした。私はこれを読むべきだったのでしょうか? それはその通りでしょう。しかし、私が言っているこの文書を見ていただければ、私が何を言っているかご理解いただけると思います。もちろん、私が弁解できるものではありませんが、私が5回の警告を受けていたというのは間違いだと言えると思います。

 私に関しての記事の見出しで「マリア・シャラポワのケースでは4〜6週間の投薬が通常の処置」というものもありました。この見出しが繰り返され、読者や視聴者にはその内容について言及されませんでした。薬のメーカーが言うところでは、「治療過程は1年で2回、または3回繰り返される。医師だけがこれを判断し、患者の健康状態を診断できる。患者が長期間メルドニウムを使わなければならないかどうかは、医師だけがこれを診断できる」とのことです。

 これが私についての正確な情報です。私は毎日薬を飲んでいたわけではありません。私は医師の指示にしたがって、私が指示される低用量での服用をしていました。

 私は自分がやってきたテニスについて誇りを持っています。私は誠実で、正直に生きてきました。私は自分の検査結果について隠すことはしません。

 私はITFによるヒアリングを待っています。私がふたたびプレーできるようになるといいのですが、何があろうと私はファンの皆様に真実と事実を知っていただきたいのです。(C)AP

Photo:LOS ANGELES, CA - MARCH 07: Tennis player Maria Sharapova addresses the media regarding a failed drug test at The LA Hotel Downtown on March 7, 2016 in Los Angeles, California. Sharapova, a five-time major champion, is currently the 7th ranked player on the WTA tour. Sharapova, withdrew from this week’'s BNP Paribas Open at Indian Wells due to injury. (Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)
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