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2016.03.11 ヘッド社はシャラポワとの関係を維持


 マリア・シャラポワ(ロシア)とラケットのサポート契約を締結しているヘッド社は、彼女がドーピング検査で失敗したあと、主要スポンサーの中では初めて、シャラポワとの関係を維持することを決めたと発表した。

 オーストリアに拠点を置くヘッド社は、木曜日の段階でシャラポワとのスポンサー契約を延長すると発表した。
 
 ヘッド社のヨハン・エリアッヒCEOは、シャラポワの件は、彼女が禁止されたあとも薬物を使っていたのは「明らかなエラー」だとしつつ、「マリアがパフォーマンスを上げるためや、アンフェアな優位性を得るためにそれを使用していたという証拠がない」と付け加えている。

 エリアッヒ氏は、彼のブランドが2011年にシャラポワをサポートし始めたことに関しては「マリアをバックアップするという立場に誇りを持っている。今、そして将来も彼女との契約は続けていくつもりであり、彼女と一緒に仕事をしていくことを楽しみにしている」と話している。

 ナイキを含めて、タグホイヤーやポルシェといったいくつかのスポンサーは、月曜日の段階でシャラポワのスポンサードを停止している。

 シャラポワは21週間ナンバーワンの座についた経験を持つトップ選手の一人。昨年だけで2950万ドル(およそ33億円)の収入があった彼女だが、そのほとんどはオフコートでのものだった。シャラポワはこれまでに35大会で優勝し、3600万ドル(およそ40億円)を超える賞金を獲得してきた。

 シャラポワは複数の健康問題に対処するため、メルドニウムを10年に渡って服用してきたと話している。そして、12月末に送られてきた新たな禁止薬物のリストを知らせる電子メールの確認を怠ったとしていた。彼女は複数年の出場停止処分を受ける可能性があり、リオデジャネイロ五輪の出場も困難な情勢だ。

 「彼女には彼女が説明した症状があり、まだその対処を続けている」とエリアッヒ氏。「2016年を迎える前の段階でのマリアは、そのキャリアを通じてWADAが禁止するいかなる禁止薬物も摂取していなかったと我々は信じている」。

 また、エリアッヒ氏は、シャラポワが服用していたメルドニウムの量は極めて低量で、そのパフォーマンスに影響を及ぼすようなものではなかったと話し、「今回の件は“正直なミステイク”のカテゴリーに属するものとして終わらせることにした」と続けている。

 エリアッヒ氏によれば、「科学的な共通認識として」、メルドニウムを毎日1000〜2000mg以上服用していなければ、パフォーマンスを向上させるような影響はない」としている。そして、シャラポワが服用していた量は、「パフォーマンスを向上させるには明らかに少ないレベルでの服用」だったとしている。

 「今回の彼女が見せた誠実さや勇気は、賞賛に値する」とエリアッヒ氏は話し、「マリアは確かに間違いをおかしたかもしれない。だが、彼女は信用を得た。そして、我々は彼女との契約を延長することにした」と続けている。(C)AP

※写真は全豪オープンでのシャラポワ
Photo:MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 26: Maria Sharapova of Russia looks on in her quarter final match against Serena Williams of the United States during day nine of the 2016 Australian Open at Melbourne Park on January 26, 2016 in Melbourne, Australia. (Photo by Scott Barbour/Getty Images)
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