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2016.03.08 シャラポワに今年1月1日から指定された禁止薬物の陽性反応


 マリア・シャラポワ(ロシア)は1月の全豪オープンで実施されたドーピング検査で、禁止薬物に指定されているメルドニウムの陽性反応が出たと発表した。この禁止薬物は2016年1月から指定されたばかりで、他競技の選手たちも次々と検査に失敗している。

 シャラポワと同様に、アイスダンスのトップ選手として知られる選手の一人も月曜日に陽性反応が出たと発表された。

 ロシアのエカテリーナ・ボブロワはかつてのヨーロッパ・チャンピオンとして2014年の冬季五輪で金メダルを獲得しているが、彼女もまた陽性反応が検出され、ロシアのメディアに「大きなショックを受けた」と話している。また、先月の段階ではロシアの自転車競技のエドゥアルド・ボルガノフも陽性反応で摘発されている。

 ロシア人選手たち以外では、スウェーデンのメディアが2月にかつての1500m走の世界チャンピオンだったアベバ・アレガウィがメルドニウムの陽性反応が出ていると報じている。ほかにもウクライナのバイアスロンの選手にも同様のケースが出ているという。

 その「メルドニウム」とは?

 メルドニウムを製造販売するラトビアの製薬会社であるグリンデックス社は、メルドニウムは心臓疾患や循環器系の疾患に効果があり、フィジカルのキャパシティとメンタルの要素に効果があるとしている。健康な人に投与した場合、それらが強化される効果があるという。メルドニウムが禁止されたのは、酸素の吸収と持続力に効果があると見なされたためだ。

 メルドニウムは主に東ヨーロッパとかつてのソ連の国々で、心臓疾患を持つ人々のために一般的に使われている薬物だ。オンラインでも販売されており、禁止される以前にはアスリートたちも使用していた形跡がある。

 先の10月にアメリカに拠点を置くアンチ・ドーピング・グループが調査したところによると、メルドニウムはアスリート8300人の尿検査のサンプルから182例が見つかったとしている。

 ワールド・アンチ・ドーピング・エージェンシー(WADA)ではこの薬物の効果を調査し、そして9月には2016年1月1日からは禁止薬物になると選手たちに伝えていた。

 WADAでは禁止される3ヵ月以上前から選手たちに伝えていたとし、ロシアのアンチ・ドーピング委員会も同じように公告していたという。

 シャラポワはWADAからのメールを受け取っていたというが、当時は詳しく読まなかったと話している。シャラポワはこの薬物を健康上の問題から10年に渡って服用していたと話している。(C)AP

Photo: LOS ANGELES, CA - MARCH 07: Tennis player Maria Sharapova addresses the media regarding a failed drug test at The LA Hotel Downtown on March 7, 2016 in Los Angeles, California. Sharapova, a five-time major champion, is currently the 7th ranked player on the WTA tour. Sharapova, withdrew from this week’s BNP Paribas Open at Indian Wells due to injury. (Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)
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