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テニスブランド

ブランド名/トアルソン TOALSON   
取り扱い会社名/東亜ストリング株式会社
住所/〒651-0078 兵庫県神戸市中央区八雲通3-1-24
TEL:/078-232-1991(代表)
商品に関する問い合わせ TEL:/0120-116613
ブランド発祥地/日本
ブランド創業年/1956年
主な契約選手(過去含む)/ステフィ・グラフ、神和住純、雉子牟田直子、ガストン・ガウディオ

 創業は1956年と、56年の歴史を持つストリングメーカーだが、世に送り出す製品は、ストリングもラケットも非常に独創的で、パイオニアスピリットの塊のようなブランド……それが『トアルソン』。昔から知っている方は『東亜』のほうがなじみ深いかもしれない。
 設立時は衣料雑貨の加工販売を業種としたが、翌1957年にはテニス、バドミントン用ストリングの製造販売を開始しているという、根っからのストリングメーカー。
 一躍『東亜』の名を高めたのは、きわめて上質なポリアミド素材「ナイロン66」を主材料にした『レオイナ66』というストリングだった。ナイロンでありながら絹のような肌触りと謳われ、女性用ストッキングにも用いられた「ナイロン66」は、シンセティックストリングでも高性能を発揮し、その後の『東亜』を牽引するアイテムとなった。
 会社名を『東亜ストリング』に改めたのは1981年で、テニス大ブーム時代のど真ん中。まだストリングのことを「ガット」と呼んでいた(いまだにその慣習は残っているが)のに、あえて英語として正しい「ストリング」を商号に加えたのは、おそらく海外輸出で大きな業績を残しているためだったのだろう。
 またこの商号は、企業として先を見ていく姿勢を感じさせるものだった。その開拓者精神は、製品作りにそのまま表われ、「そこまでやるのか!」「そんなことをやってしまうのか!」というアイテムを多数送り出してきた。
 細ゲージの『OS-110』というデカラケ用ストリングを最初に発売したのは『東亜ストリング』だったし、断面が正方形の『キューブ』でストリンガーをビックリさせたのも『東亜ストリング』。断面に*模様のある新型スタンダード『アスタリスク』や、断面が蓮根にも見える『RENCON』は、ユニークなネーミングである前に、きわめて優れた加工技術がないと実現し得ないストリングなのである。
 近年では、まっすぐなのが当たり前のストリングを、わざとジグザグに加工してバネ効果を持たせたポリエステルストリング『ZIGZA』や、ストリング表面の滑り効果を増し、ノッチングの少なさと、ポリアミド系でありながらカチッとした打ち応えの『エンゼルフィルム』を開発しているが、その独創力と実行力は賞讃に値する。
 その一方で、『東亜ストリング』が目指す根本は「上質で快適な打球感」であり、それを徹底的に追求した高級シンセティックストリング『ムゲンリミテッド』もある。
 さらにはラケット製造にも歴史があり、名品『TTTT-O』(フォーティーラブと読ませる)の流れを汲む競技者モデルには、30年間も『フォーティーラブ』の名が与えられている。また実用性のないラケット……というと語弊があるが、練習用の『パワースイングラケット』は、400g & 500gという重さが、素振りをする筋肉の動き方を認知させるし、60平方インチの小さな面サイズ『スイートエリアラケット』は、ボールをよく見て、芯で捉えることの大切さを、身体に覚えさせるラケットとして、マニアックな競技層やコーチたちから「面白い!」と絶賛される。
 『東亜ストリング』は本当に面白いブランドで、考えるだけでなく、それを形にしてしまう、常に夢を追い求めるブランドである。

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